年上彼女と年下俺様
歳の差を感じるし自由が効かない俺にはちょっとストレスだったりする。



風呂に入ってたら里佳チャンが帰って来た。



「響~!!ただいまぁ!!」

「酒臭っ!!ってか服のまま入ってくんな!!」

「でも響脱がすの好きでしょ?」



一応脱がせて風呂に入れた。



酔ってるし…。



カワイイんだけど何となくモヤモヤする…。



「誰と飲んでたの?」

「バイト先の子達!!」

「へぇ…。男アリ?」

「あ、うん…。ごめんなさい…。」

「別に気にしねぇけど何か今日はイラッとした。」



俺ストレス溜まってんだ…。



八つ当たりなんてダメだとわかってるのに…。



「里佳チャンは好きな事出来てイイよな。」



なんて口が勝手に喋った…。



そんな事言いたいわけじゃねぇよ…。



自分で選んだ仕事だし…。



「今日の響ムカつく…。」

「里佳もムカつく。」

「ガキのくせに呼び捨てにすんな!!オヤスミ!!」



入ったと思ったらすぐに出て行ってしまった…。



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