年上彼女と年下俺様
そう思ったのに響は無言でシチューを掻き交ぜ始めた。



「わかればよろしい!!」



由優チャンってどんだけ強いんだろう…。



あの響が怯むとは…。



「あ、響。あたしも手伝う。」

「今更。もう出来た。俺は召使じゃねぇっての…。」

「ごめんごめん!!」

「チュウしてくれたら許す。」

「バカ!!」



皆いる前で出来るか!!



あ、拗ねた…。



ホントカワイイんだから!!



「うま~い!!やっぱり万能フライパンのおかげ!!」

「俺の腕。」

「そうだね~!!こんなに料理作れる彼氏がいて幸せです。」

「素直じゃん…。」



機嫌治っちゃう響がまたカワイイ…。



そんなとこが好き!!



「ねぇ響、そういえばプロモどうする?」

「仕事の話しかよ~…。」

「だって他に頼むならそろそろだよ?」

「翼にやらせようや。」



翼って…。



< 391 / 944 >

この作品をシェア

pagetop