年上彼女と年下俺様
さすが社員さん…。



「夜に3つ予約入ってるんで時間空いた奴テーブルセット作っといて。」

「「は~い!!」」

「バーテンは里佳チャンと夏子。俺はフロアに出るんで何かあったら声かけてな?」

「はい。」

「銀次の教育係は~…。」



てっ君かな?



まさかあたしではないよね?



「一番長いの誰だっけ?」

「フロア内では里佳さん。」

「じゃあヨロシクね里佳チャン。」



うそ~…。



そんな余裕あたしにナイけど~…。



でも昼夜やってるバイトはあたしくらいかな…。



お局みたいでヤダ~…。



「ヨロシクお願いしま~す。」

「ヨロシク~…。」



頑張って指導しよ~!!



まずは…。



「お皿洗ってね?」

「は~い。」

「今日は皿洗い。わかんない事があったらあそこの怖い人に聞いてね。」

「安田シェフだっけ?」

「うん。無駄に喋りかけると刺されるから気をつけてね~!!」

「え゙っ…。」



さぁ働こう~。



< 397 / 944 >

この作品をシェア

pagetop