年上彼女と年下俺様
バタバタと準備して出かけた。



「寝坊か?」

「まぁ…。」

「髪立ってるぞ~。」



最悪…。



車に常備されてるワックスで頭を直した。



直らねぇ…。



「おはよ~!!何か今日の響ギャル男みた~い。」

「ギャッ…。」



もうイイや…。



着くまで寝よ…。



「何か今日の響ギャル男っぽくね?」

「ぽい。イメチェン?最高バカっぽくね?」

「ぽいぽい。」



黙れ…。


寝癖を生かしただけだ…。



「起きろギャル男。着いた。」

「ギャル男って呼ぶな…。」



今日の仕事もいつも通りだった。



まだ夕方!!



里佳チャンの店行こう~!!



「何帰ろうとしてんだ?今からプロモ会議。」

「マジスか!?」

「マジっス~。移動するぞー。」



もうやだ…。



仕事なんて嫌いだ!!



「じゃあエイジさん達が出る方向で!!」



エイジエイジって…。



略すなよ!!



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