年上彼女と年下俺様
帰ったのはやっぱり深夜…。



こっそり家に入るのってなんかドキドキする…。



「ただいま…。」

「お帰りなさい!!」

「寝てねぇの!?」

「起きて待ってた!!」



奇跡だ…。



里佳チャンが起きてる…。



「風呂入って来る!!」

「一緒に入ろ?」



感動…。



既に眠そうなのに…。



「疲れてんならムリすんな…。1回入ったんだろ?」

「寝ちゃわないように一緒に入るんだもん…。」



寂しかったのか…。



なんかカワイイ…。



「じゃあ入ろっか。」

「うん!!」



やっぱり二人の時間は大事だ。



忙しくてごめん…。



一緒に風呂に入ってから少しだけテレビを見た。



俺に寄り掛かってる里佳チャンはもう眼が閉じそう…。



「里佳チャン?ベッド行くぞ。」

「うん…。」



俺も眠い…。



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