年上彼女と年下俺様
コーヒーの匂いがする…。



「ダメだよ!?もう車のエンジンかけたし!!」

「切ってよ。」

「本気!?」

「家に帰ったら寝ちゃうじゃん。」



里佳チャンの車のカギをとってスターターでエンジンを止めた。




里佳チャンだって満更イヤじゃなさそうだ。



「着替えたばっかなのに悪いね。全部脱げとは言わないけど。」

「やめない?」

「イヤならやめるよ?イヤ?」

「イヤ…じゃないかも。」



やっぱり里佳チャンだってその気じゃん。



誰もいない店内…。



「イイのっ…かな…。」

「アリアリ。」

「立ってらんないよぉ…。」



昼間とか夜はあんなに客が入るのに…。



誰も想像しねぇだろうな、里佳チャンがこんな事してるなんて。



「久しぶり過ぎて止まんね…。」

「もうやぁ…。んぁっ…。」



今日の事思い出して仕事中に顔が赤くなる里佳チャンが想像出来る…。



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