年上彼女と年下俺様
その後にてっ君とホテルに戻った。



「俺にできんのかな…。」

「てっ君なら出来るよ!!あたしのが心配…。」

「ありがとね里佳チャン。仕事くれたのも里佳チャンだったし…。」

「そんな!!てっ君の実力で社員になったんじゃん!!スピード出世だよ!!」

「イヤ、マジで。あんとき里佳チャンがチャンスくれなかったら今頃どっかでリーマンやってっかもしんなかったし…。由優にも出会えなかった…。」

「しんみりしないでよ!!てっ君なら大丈夫!!頑張ろうね!!」

「そうだな!!これからもよろしくな里佳チャン!!」



てっ君はクラブのバーテンであたしはその客。



超ピンチの時に助けてくれて…。



それだけの存在だったてっ君がいつの間にか大事な仕事仲間になった。



人生ってどこでどうなるかわからないね。



そのうち自分達であの店を守っていかなきゃいけないんだよね…。



頑張るしかない!!



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