年上彼女と年下俺様
そんなの死んでもヤダ…。



「何の仕事だっけ…。」

「ドラマだろ。初日から休ませるわけにはいかねぇの。俺らの会社の信用がなくなる。」

「あ、うん…。仕事仕方ないね…。いってらっしゃい由優…。」



もうキツイ…。



もうヤダ…。



家に帰って里佳チャンに電話した…。



「俺行けねぇ…。」

「そっか…。仕事?」

「ん…。」

「仕方ないよ!!由優チャンは来るの?」

「由優は休みとったってさ…。マジごめんな里佳チャン…。」

「気にしないで?後2週間なんてすぐじゃん!!あたしもこっちのお店忙しいしさ!!」



里佳チャンは最近本場でウエイトレスの修業中。



言葉がちょっと話せるようになったみたいだ。



はぁ~…。



次の日は学校…。



「聞いた!?登来(トキ)が帰って来るんだって!!」

「ウソ!?マジ何年ぶり!?」

「3年ぶりでしょ!!しかもこの学園!!」

「超会いてぇ~!!」



親友が帰ってくる!!



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