年上彼女と年下俺様

俺もこれから忙しくなる。



もう既にいろんな歌番組に出る予定はある。



トークとか出来んだろうか…。



「ねぇ、明日からあたし帰り遅いと思う。」

「うん。俺も相当だと思う。」

「週２で休み取ってイイって言われてるんだけど代理とてっくんの代わりに入る子達も使えるかわかんないし…。だから…。」

「寂しくなったらちゃんと口に出そうな？」

「うん…。」



忙しくなったらお互い話す時間もなくなる。



だけど重要な事はちゃんと伝えなきゃ…。



「今ヒマだからちょっと充電しとく…。」

「あたしも…。」



ギュッとお互い抱きしめ合った。



これからどんな難関が待ってても俺は里佳チャンを離したくない。



里佳チャンも同じ気持ちか？



「しよ？」

「マジ？珍しいな…。」

「浮気されたくないし…。」

「しねぇよ…。里佳チャンもな？」

「うん。」



お互い不安だったんだと思う。