年上彼女と年下俺様
ダメダメじゃんあたし~…。



「なんかあったら里佳か俺に言って、じゃ、いつも通り笑顔で頑張ってください。以上使えない店長の部下でした~。」

「キツッ…。ごめんなさい…。」

「そう思うならビシッとしろ。」



安田さんはやっぱり凄い…。



長いし元フロアだっただけある…。



「里佳、明日の玉ねぎ足りねぇから発注しとけ。それと酒のチェック忘れんなよ。あと今日の昼のランチだけど変更。新作出して見るから説明出来るようにこれ読んどけ。」

「はい…。ねぇ安田さん…。」

「愚痴なら聞かねぇぞ。一人でやろうとするな。俺も代理に任されてんだから俺も頼れ。なんならフロア出てやるぞ?」

「うぅぅぅ~…。ありがと!!頑張ります!!」

「その笑顔だ。」



安田さんってやっぱりイイ男…。



ごめんね響…。



今だけ安田さんに感謝します。



「ボケッとしてねぇで店開けろ!!それとも惚れたか?」

「あっ!!開店しまぁ~し!!」

「スルーかよ…。」



惚れませ~ん。



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