年上彼女と年下俺様
その後も響の時間が終わるまで待ってた。



「お疲れ~。」

「ちょっと!!」



すぅーっと背中に回った響の手…。



機嫌よさそう…。



酔ってるのかな?



「帰るよ里佳チャン。」

「あ、うん。」



そのまま響とクラブを出た。



離れて歩きたいな…。



「腹減った~!!」

「なんか奢ります…。」

「じゃあ里佳チャンの手料理~。」



あたしの!?



ってか酔ってる~!!



グイグイ引っ張られて響の家に来た。



久しぶりだ…。



「何でもイイの?」

「よくにゃい。」

「酔い過ぎ!!そんなんで回してたわけ?」

「酔ってねぇし腹も減ってねぇよバーカ。」



はい?



余裕な顔でタバコを吸い出した響…。



演技だったの?



「里佳、こっち来て。」



呼び捨てだ…。



行ったらなんかされる!?


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