年上彼女と年下俺様
やっぱり皆気になってたんじゃん!!



「だからお店に迷惑かけちゃうかもしれない…です…。」

「里佳さん!!あたしは応援してます!!」

「あ、ありがと…。」



気使ってくれてたのかな…。



実際2日前には響の顔が出てたわけだしね…。



「でも本当に羨ましい…。」

「そんな事ないです…。一緒にいればただの男の子だし…。」

「あたし達、里佳さん守りますから!!だから話し聞かせてくださいね?」

「皆ぁ~…。」



ヤバイ…。



あたし慕われてるのかも…。



「ったく…。マジダメ店長。皆でフォローし合うのが店の方針だろ。って事で今日も笑顔で頑張ってください。」



ポンッと頭に手を置いた安田さんは少し寂しそうに笑って厨房に入って行った。



ありがとう安田さん…。



安田さんには感謝してもしきれないかも…。



響、人として安田さんの事尊敬するのはイイよね?



安田さんはあたしの目標かもしれないな…。



それくらい凄い人だよ…。



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