年上彼女と年下俺様
その日も昨日と何も変わらない状態。



1日中バタバタしてた。



今日も早めに店を閉めたけど結局帰りは深夜過ぎ…。



このままだと居眠り運転しそう…。



『もう帰って来た?今のまま帰ったら居眠りしちゃいそうだから少し仮眠してから帰ります。』



響にメールを送ってオーナーの部屋にあるソファに横になった。



代理もたまに寝たりしてたから布団はあるし…。



すぐにうとうとし始めたと思えば手に握ってた携帯が鳴った。



「はい…。」

「大丈夫?」

「ん、響は?」

「俺今まだ仕事中。今日は明け方になりそ…。」

「あんなに朝早く出たのに!?」



響の仕事も大変だ…。



何か今はこうして慣れない環境の中で連絡を取ったりするのが凄く大事なんだろうな…。



「近々休みある?」

「ないっぽいから学校もそんなに行けない。」

「そっか…。響、頑張って……ね……。」



そこで意識がなくなった。



電話中に寝ちゃった事に気付いたのは安田さんが出勤してきた時…。



< 478 / 944 >

この作品をシェア

pagetop