年上彼女と年下俺様
安田さん、あんな時間に帰ったのに早い…。



「泊まったのか!?」

「みたい…。お風呂入ってない~!!」

「1回家帰ってシャワー浴びて来いよ。掃除はバイトにやらせとくから。」

「間に合うかな…。」

「開店前には死んでも戻って来いよ!!」



安田さんの好意に甘えちゃいます。



それに開店まで3時間もあるじゃん…。



少しゆっくりお風呂にでも入ろうかな…。



なんて考えて家に戻った。



響の靴がある!!



「響~!!」



でも返事がない…。



違う靴履いて行ったのか…。



そう思って服を脱いでシャワーを浴びようとバスルームに入った。



響が寝てる…。



浴槽に浸かって前髪だけピンで上がってる…。



凄いカワイイ…。



「溺れるよ。」

「うわっ!!って里佳チャン!!めっちゃビビッた…。」

「何時から寝てるの?」

「6時くらい。」

「そっか。ただいま。」

「おかえり。」



響だ…。



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