年上彼女と年下俺様
【里佳】



響が好き…。



やっぱり響がイイの…。



「好き…。」

「俺も…。」

「大好き…。」

「俺のが好きだ。」



1回キスするごとにそう言い合う。



忙しくて寂しかった分何度も響の名前を呼び、キスをすると徐々に寂しさが埋まって行く気がした。



「仲直りっつったらアレだろ。」

「だね。」

「したい?」

「うん…。」



久し振りに響の温もりを肌で感じる…。



好きだよ響…。



「里佳っ…。」



その声もその身体も…。



あたしを思ってくれる愛も…。



響だからこんなに愛しいんだ…。



暖かいよ響…。



「久し振りに抱きしめて?」

「おいで?」



あたしの胸に顔を埋める響の頭をギュッと抱きしめた。



響に甘えられるのも久し振り…。



「里佳チャン、もっかい…イイ?」

「………うん。」



幸せだよあたし…。



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