年上彼女と年下俺様
久し振りに一緒に眠れたと思えば朝早くに響は出て行った…。



仕事か…。



『里佳チャン、寂しい時も辛い時も多分お互い想いは一緒。だから負けないで頑張ろうな?もうフラつかせねぇから。だから卒業したらまた一緒に暮らして下さい。』



携帯を開くと響からのメール…。



後1年…。



お互い寂しい時も辛い時も同じ…。



今すぐにでもあの部屋に戻りたい…。



でも我慢するね?



いっぱいワガママ言ったからもう大丈夫!!



あたしもたまには響の家に行こう…。



ガサ入れしてやるもん!!



「安田さんおはよ!!」

「おぅ…。なんかスッキリしてんな…。ムカつくわ…。」

「あたしやっぱり安田さんのとこには…。」

「わかってっから言うな!!何回フラれりゃイイんだクソ…。」

「ごめんね?」

「はぁ~…。さっさと便所掃除して来いコラ。」

「はぁ~い!!」



安田さんの気持ち…。



正直嬉しかったです…。



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