年上彼女と年下俺様
【響】



ヤバイヤバイ…。



まさかこんなにカワイイとは思わなかった…。



イイ鳴き声…。



「響っ…。」



名前は辞めてくれ…。



俺にも余裕がなくなる!!



「顔…見たい…。」

「ムリ…。ごめん…。」



もうムリ…。



何だよお前…。



ドキドキがおさまんない…。



俺に何した!?



「寝てんじゃねぇよ…。」



初めて味わった感覚にショックを受けながらコンタクトを外した。



リビングに出てタバコを吸いながら考える…。



マジ止まんなかった…。



それにすげぇよかった…。



「響?」



あ、マズイ…。



タバコを消してから電気を消した。



「寝るぞ。」

「いないからビックリした…。」

「わり…。」



何だよその言葉…。



心臓いてぇ…。



< 51 / 944 >

この作品をシェア

pagetop