年上彼女と年下俺様
でもあたしは響を選んだ。



安田さんには悪いけど…。



いくらアピられたってきっと浮気止まりだよ…。



響への気持ちはそう簡単には断ち切れない。



「やっさん泣きそうになってたよ店長。」

「やっさん!?」

「安田さん。だからやっさん。」

「銀君いつの間にそんな仲に!?」

「里佳チャンを愛する会の会長だからあの人。俺副会長ね!!」

「はいはい…。さっさと列からはみ出たイス直して来なさい。」

「なんで響かなぁ~…。」

「さっさと働く!!」

「は~い…。」



もうどこにも行かない。



響だけ見てるからね?



ごめんね?



「ミーティング~!!」

「「はぁい!!」」

「今日は祝日だから相当混み合うと思うけど気合いで乗り切ってね!!で、昼の予約が4つ、1つはママさんグループらしく子供さんが6人!!走り回ってたりしたらマニュアル通りにお願いしま~す。」



あたしも頑張るからね!!



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