年上彼女と年下俺様
でもオーナーの言ってる事は正しいんだ…。



皆疲れた顔でバイトしてくれてるんだもん…。



「泣きません!!申しわけありませんでした!!バイト人数増やして少しシフトの見直ししてみます!!」

「お前もだぞ。休みは2日入れてイイって言ったのに定休日以外出てんじゃねぇかよ。」

「心配で…。」

「おい、安田、心配かけるような事してんのか?お前長いくせに何やってんだよ。里佳が潰れたらそれこそ店回んねぇんだぞ。」



今度は安田さんが怒られてる…。



あたしのせいだ…。



でも皆の頑張りのおかげか本店にクレームは1つも来てなかった。



「じゃ、特別賞。今回は本店な。1ヶ月で改装前の2.5倍はすげぇな。バイトにも少し出してやるって伝えといて。」

「あ、ありがとうございます!!」



頑張った甲斐があった…。



死ぬほど嬉しい~!!



「久し振りにキレられた…。」

「ごめん安田さん…。」

「いや、俺もちゃんと里佳の事見てやれてなかったわ。」



泣けて来る~!!



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