年上彼女と年下俺様
ダルそうにソファに座ってる里佳チャンを気にしながら仕事に行く準備をした。



「里佳チャン?」

「…………。」

「おい。」

「えっ!?何!?」

「何考えてんの?」

「何でもない!!何でもないよ!!」



すっげぇ怪しいんだけど。



何隠してんだよ…。



「何かあんなら言って。んな顔されたら気になって仕事に支障きたす…。」

「いや…ただ…。」

「何!!はっきり言えって!!」

「今月…生理来てないなぁって…。」



ん?



それって…。



「はぁ!?」

「多分遅れてるだけ!!多分…。」

「あっ、遅れる事とかよくあんの?」

「ない…かな…。」



えっ?



俺パパ?



「でもいつもちゃんと付けて…。」

「なかったよね…。あたしん家来て仲直りした時…。」



ウソ…。



マジで妊娠?



「でも外に出した!!」

「それでも!!出来る時は出来る…って言うし…。」



マジスか…。



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