年上彼女と年下俺様
午後からドラマ撮影…。



無心でやった。



考えちゃダメだ…。



でもかなり悩む…。



出来てたら産ませていいんだろうか…。



ってか俺の頭ん中はもう出来てるって思ってんだよ…。



「ユキ君、里佳チャンちまで乗せてって…。」

「イイけど明日は?」

「里佳チャンち迎えで…。」

「了解。しっかり寝ろよ。」



里佳チャンちに帰ってみた。



寝てるし…。



「里佳?」

「んっ…。響…。」

「メシ食った?」

「何も食べてないや…。」

「じゃあ何か作るから。」



久し振りに適当にパスタなんか茹でてみた。



顔色悪いな…。



「明日平気?」

「うん。」

「ってかさ…子供…。」

「出来てたら未婚で産むよ。」

「は?」

「響に迷惑かけたくないし。今世間騒がせるのはAGENTとしてもよくない。」

「だからって…。」

「貯金もあるし!!少し大きくなったら働けるしね!!」

「俺ってそんなに頼りねぇのかよ…。」



里佳チャン、ムカつく…。



< 524 / 944 >

この作品をシェア

pagetop