年上彼女と年下俺様
土曜の夜は究極に忙しいし…。



「ごめんね?」

「別に~。仕方ないじゃん…。」

「あぁ響だぁ~…。落ち着く…。」

「落ち着いたとこで悪いけど俺行かなきゃ。」



もう!?



まだ5分くらいしか経ってないじゃん…。



「そんなウサギみたいな顔すんな…。」

「してないもん…。」

「土曜の夜来てイイ?」

「遅いよ?閉店後のお店に来てくれる?」

「了解。じゃ、バイバイ。」



チュウは?



あ、多分あたし今究極に寂しそうな顔してるかも…。



「何か忘れてない?」

「何?したいなら里佳チャンからしなよ。」

「意地悪~!!」



でもなんだかんだ言って響はキスしてくれた。



軽目のキスだった…。



「また熱出すなよ?」

「子供じゃないんだから…。」

「ははっ!!オヤスミ。」



そう言ってまた軽くキスした響は頭を撫でてから部屋を出て行った。



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