年上彼女と年下俺様
本社に着くまで終始ドキドキ…。



喉カラカラだよ~…。



街中にある大きなビルの7階。



そこが本社だ…。



エレベーターに乗って本社に突入した。



「おはようございます…。」

「おぉ里佳チャン!!以外と早かったね!!」

「哲平さん、私何をしでかしましたでしょうか…。」

「あれウソ!!こっち来て!!」



う、ウソ…。



じゃあ何で呼ばれたんだろ…。



一つの個室に入ったあたし…。



メガネをかけた小綺麗なおじ様と若い女の子が座ってた。



「初めまして里佳さん、マネージャーの慎也と申します。」

「あっ!!あなたが慎也さんですか!!」



素敵な紳士…。



てっ君が教えてもらってる人だよね?



イイ歳の取り方してる~!!



「それで私はなぜここに…。」

「うちの孫娘の藍です。」

「はぁ…?」

「きっとあなたの役に立つので本店で雇ってみませんか?」



うちで雇う?



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