年上彼女と年下俺様
その後に一緒に俺の部屋に帰った。



「響の部屋~!!何か汚い…。」

「忙しくて寝に帰るだけっぽかったから洗濯とか出来てねぇの。休みでもやる気しねぇし…。」

「明日の朝洗濯してあげる!!」

「疲れてんだからイイ。俺がするし。それよりおいで。」



音楽部屋に連れてきた里佳チャン。



この部屋にはあんまり入れた事ないからな。



「里佳チャンと離れてからの成果。」

「こんなに書いたの!?」

「ん、結構切ない系が多いけど。」

「聞きたい…。」

「聞かせな~い。まだ遥達に聞かせてないから手直し必要だし。」

「ぶぅぅ~…。じゃあ何か弾いて?」

「ムリムリ。はい、風呂入ろ。」



ただ頑張ってる姿を見せたかっただけ。



里佳チャンが今日今まで以上に頑張ってる姿見てちょっと悔しくなったから…。



風呂に入って後ろから抱きしめた。



幸せ…。



「今日は時間いっぱい。」

「耳辞めてよぉ…。」

「でも好きなんでしょ?俺の声。」

「好き…。」



里佳チャンだ~…。



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