年上彼女と年下俺様
体力に自信のある陸斗は一人で休まず練習…。



さすが毎晩3ラウンドの男…。



俺なんか昨日気力がなくて…。



はぁ…。



その時カチャっと開いたドア。



憎たらしいAQUAメンバー大集合かよ。



「調子ど?」

「「死にやがれクソ社長。」」

「そんな減らず口叩けんなら大丈夫だな。」

「「おい!!」」

「やってるね~拓海チャンと学チャン。」



シカトかよ…。



ってか何しに来たわけ?



「相手の新曲の振り付け極秘入手しちゃった~。ホイ。」

「見たい!!」



社長がどこからか持ってきたDVDを皆で見る事にした。



あいつらの売りはダンスだからな…。



さすがと言えばさすがだ…。



うまいし…。



でも歌唱力と曲は俺らのが倍上。



こんな奴らに歌で負けてたまるかっつーの。



「こいつ歌へったくそ。」

「そいつがシンだ。」

「ダンスは1番ってわけね。」

「このちょっとだけ歌うまいのがリュウ。で、このチビがナオ、それでリーダーがこのロン毛のソウで、一番カワイイ顔のがリク。」


リク…。



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