年上彼女と年下俺様
でも事務所の決定には従わなきゃいけない俺ら…。



マジかよ…。



そして今日がファイブとの対決の日。



ダンスも歌も完璧っス。



楽屋にいると奴らが挨拶にきやがった…。



こいつらは1年先輩だからタメでも敬語だ…。



「今日はヨロシク~。」

「はい。」

「ってか俺らの挑発に何か反応したら?」

「そこまでガキじゃないので。今からうちの姫が着替えるから出てってくれる?」

「あぁ、グループ内で出来てる奴?すげぇ身近なとこで済ませちゃった感たっぷりだよな!!」

「まぁ昔からなんで。他に何か?」

「ムカつくおめぇら。」

「それはそれはどうも。じゃ、忙しいから消えてくんね?」



遥がキレそうになってんだよ!!



お前一番冷静じゃなかったっけ!?



「じゃあ行こうよ。あ、それとさ、僕と名前被ってる君、改名してくれない?」

「えぇ~…。俺は本名だもん。お前が変えろよミスタートモゾウ。」

「なっ…。ムカつく!!」



トモゾウ…。



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