年上彼女と年下俺様
そして始まった生放送。



「AGENTの皆さんは今回はダンスありと言う事ですがダンスと言えばファイブの皆さんですよね!!どう思いますか?」

「よくわかんないけど見物ですよね~。」

「さっきのダンスも凄かったですね!!」



俺達がスタンバイしてる間に言いたい放題かよ…。



司会者もわざとらしく俺らの仲探ってんじゃねぇよ…。



「さ、一泡吹かせましょ。」

「拓さんが言うなよ…。」

「ヘマしたらお前と響の素行バラすからな遥。」



はいはい…。



やりますよ~…。



俺の声で始まる今回の曲。



練習通り頑張った。



「カッコイイ~!!」

「リズムチャーン!!」

「キャァァァ!!」



うん、観覧者のハート掴んだな。



疲れた…。



もう踊らん。



そして問題の視聴率。



「俺達の圧倒的勝利じゃね?」

「ちょろいな。」

「さ、今日も挨拶に行きますか。」



見事に俺達の勝利。



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