年上彼女と年下俺様
側にいれるだけで幸せだよ…。



あぁ好き…。



「里佳チャン、キスして?」

「こっち向いて?」



響がそう言うのも久しぶり…。



甘えたいのかも。



「響、ひざ枕してあげる。」

「じゃあ本読む!!」



やっぱり甘えたいんだ。



どっかの言葉の小説を持ってきた響はあたしの膝の上にごろんと寝転んだ。



カワイイ…。



暫く響の頭を撫でながらテレビを見てるといつの間にか寝てる響…。



疲れてるんだろうな。



テレビに出るようになってからほとんど休みなかったみたいだし…。



会わない間に背も伸びた?



何か響が男らしくなってく…。



「里佳チャン…。」

「えっ?」



寝言?



母性をくすぐられます…。



伸びた髪も好き…。



響が大好き。



その時仲居さんの声が聞こえた。



「お食事お持ちいたしまし………。」

「あっ!!何か寝ちゃって…。」

「カッコイイ…。」



恥ずかしい…。



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