年上彼女と年下俺様
【響】



里佳チャンと散歩してから旅館に戻った。



パタパタと駆け寄って来た美佳チャン。



「二人で貸し切り行ってきたら?」

「イイの!?」

「ナオ君と友達になってくれたお礼!!今から1時間なら空いてるから!!」



美佳チャン、超イイ子だな…。



さすが里佳チャンの妹…。



美佳チャンの進めで一緒に貸し切り露天風呂に入った。



すげぇ気持ちいい…。



「ねぇ里佳チャン、何か欲しい物とかねぇの?」

「響以外いらな~い。」

「寂しい思いさせてるからさ…。たまにはワガママになってイイんだけど?」

「じゃあね、響の持ってる指輪欲しい。」

「いつもつけてるやつ?里佳チャンが誕生日にくれた指輪はやれないけど…。」

「うん。違う方でイイ。」



中古みたいなもんだし里佳チャンにはデカイじゃん…。



欲少ない…。



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