年上彼女と年下俺様
人生最大の危機
【里佳】



旅行から帰って1週間、いつも通りお店で働いてた時だった。



「店長~、オーナーからお電話です!!」



オーナーから直々に電話…。



信じられない…。



あたし何かやらかしたかな…。



「も、もしもし…。お電話代わりました本店の里佳です…。」

「響が意識不明の重体だ。」

「えっ?もう1回…お願いします…。」

「移動中に居眠りのトラックが突っ込んだ。綾乃だっけ?陸斗の彼女連れて今から病院来い!!お前の代わりに他のスタッフ派遣する!!」



響が………。



意識不明?



「里佳?どうかしたか?」

「響が…響………。」

「里佳!!何があった!!」

「安田さん…。響が死んじゃう…。」



綾乃は大学に行ってて、急遽連絡を入れて病院に向かうように言った。



安田さんが呼んだタクシーに乗せられてあたしも病院に向かった。



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