年上彼女と年下俺様
ガタガタ震える身体をどうしたらイイかわからない…。



響がいなくなるなんて考えられないよ…。



「2300円です。」

「お釣りいりません!!」



タクシーを飛び出して病院の中に入った。



どこに行けばイイかわからない…。



「響…。すいません!!天道響はどこですか!?」

「お名前をお願いします。」

「瀬良里佳です!!」

「あちらからエレベーターに乗っていただいて3回の手術室です。」



手術室?



何で手術?



震えが止まらないままエレベーターに乗って3階に着いた。



「里佳チャン…。」



エレベーターが着くと響のパパとそのメンバーの人達がいた…。



皆の顔が怖い…。



「響は…。」

「今手術中…。」

「どんな…感じですか…。」

「頭が…ね…。」



頭?



ヤダ…。



どうしよう…。



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