年上彼女と年下俺様
響の髪も大分伸びた。



金髪の短い髪…。



「短い髪もカッコイイね。」

「俺ボーズとかしたことなかったからな。もう少しで元通りだ。」

「うん。髪ナイ響の写メもあるけど見たい?」

「はぁ!?何でとんの!?」

「えっ、ダメだった?」

「消せ!!」

「やぁだぁ~。」



こうしてる時間がウソみたい…。



この一瞬が全部大事…。



「お前ら毎日一緒にいて飽きねぇわけ?」

「飽きねぇよ?仕事もしなくてイイし学校も行かないで里佳チャンとズット一緒なんて最高。」



そうだよね。



あたしも幸せだった。



「今日は朝まで仲良しさ!!」

「えっ!?何もしないよ!?」

「は!?どんだけこの日を待ち侘びたか分かってんの!?」

「まだダメだって。」

「もう平気!!」

「ダメ!!仕事復帰するまでお預け~。」

「おい、遥、今日から仕事再開するぞ。」



バカ…。



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