年上彼女と年下俺様
ってかパパさんイイ声~!!



「こっちがイチ押しでダメならこっち聞いて。」

「了解。相変わらずクラブなんかで稼いでんの?」

「まぁ小遣い程度に。クリスマスにイベントだから若干忙しい。親父は?」

「俺は相変わらず~。たまには顔見せろってママンが言ってたよ~。」

「ママン言うな…。他に用事ないなら早く帰れ…。」

「なんで!?女!?」

「うっせ…。」

「程々にしときなよ~?じゃあ俺は愛する妻のお家に帰りま~す。」



来た…。



バレませんように…。



「あ、響。」

「ん?」

「学校から連絡来た。『頭はイイけど授業態度が最悪だ』ってさ。教師イジメはやめときなよ?」

「イジメてねぇよ…。固すぎんだよあの学校。大した授業しねぇくせに。」

「はははっ!!じゃあ悪さして俺の顔に泥塗らんように。」

「はいはい…。」



大した授業してない?



響って…。



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