年上彼女と年下俺様
相当頭イイ学校の制服着てるよね?



「マジごめん!!」

「いや、イイんだけど…。響って秀英附属だよね?」

「まぁ。」

「まさかの特進?」

「うん。」



この人めっちゃ頭イイんじゃん!!



あたしなんてその辺のバカ私立卒なのに!!



「カギかけなきゃ。あ、セキュリティもかけとくか。」

「厳重だね…。」

「親父に邪魔されたくな~い。」



そう言って抱きしめられた。



香水の匂いがしない…。



無意識にあたしも響の腰に腕を回した。



「早く入れば?」

「ん~…。もう少し…。」



落ち着く…。



響の腕ってなんか暖かい。



それからブーツを脱いで中に入った。



いつ来てもキレイな部屋…。



「ホットウーロンとレモンティ、どっちがいい?」

「水でイイよ~。ってか響ってこう言うの聞くんだね。」

「ん!?」

「AGENT。」

「あっ!!あ、まぁ…。」

「イイよね~。何か世界観が好き。」



響って洋楽っぽいイメージなんだけどな…。



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