年上彼女と年下俺様
仕方なく生徒会入りした…。



歴代会長と副会長の写真が壁に適当に飾ってある…。



遥の親父と母ちゃんって会長やってたんだ…。



おぉ、裕介が副会長!!



「若いな…。」

「な!!これって裕介嫁じゃん。会長だって!!まさかそれで恋でも芽生えたとか?」

「淡い青春っスね~!!ぷぷっ!!」



しばらくすると他の生徒がやってきた。



全員年下…。



ダブリはこの学園で俺達だけ。



情けな~…。



「うわっ!!響さんと陸斗さん!!俺超リスペクトしてます!!」

「そ。あれ?お前何かのバンドのベース?」

「はい!!一応それなりに売れてんスけど…。一回楽屋お邪魔したよぉ…。」



知らん。



他の奴に興味がない。



でも何かカワイイなコイツ…。



「名前は?」

「太陽です!!」

「俺陸斗。」

「はい!!ヨロシクです!!」



初めて年下と絡んだ…。



< 677 / 944 >

この作品をシェア

pagetop