年上彼女と年下俺様
それかクラシックとか?



「ねぇ、この部屋っていつもカギかかってるけど何かあるの?」

「まぁいろいろ。はい、水。」

「ありがと。」



響ってやっぱりわかんない。



謎多き男だ。



「好き?」

「なっ!?何が!?」



何言い出すの!?



まだ心の準備が!!



「AGENTとか…。」

「好き…だよ~。」



ビックリした…。



てっきり響を好きかって聞かれたのかと思ったじゃん…。



「何が?」

「えっ!?あ、曲調も好きだし声が最高にイイ!!後は歌詞かな~?顔見れないのが残念だけど。」

「ブサイクかもな~。」

「それでも声で勝負してここまで売れるんだから凄いよ。」

「そうですか。じゃあ風呂入れば?」



一人で入ったお風呂はいつもながら広かった。



響のパパさんかぁ~。



きっとカッコイイんだろうな…。



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