年上彼女と年下俺様
めっちゃ泣きそう…。



「浮気すんならバレんなバカ!!」

「ごめん…。」

「えっ?マジ浮気?」

「ごめん…。」



ごめんじゃわかんない…。



もうイヤだ…。



拓海に浮気された時にあたしがどうなったか知ってるくせに…。



「もう響なんていらない!!」



そう言って部屋を飛び出した。



追い掛けても来ないし!!



車の中で号泣…。



家に帰りたくても涙が溢れるせいで前が見えない…。



浮気なんて…。



ヤダよもぅ!!



コンコンと叩かれた車の窓…。



響…。



「開けて?」

「帰る。」

「イイから開けて…。」



ロックを外したら響がドアを開けてあたしをおろした。



来るの遅いし…。



「部屋戻ろ?」

「何で?」

「話しがある。」



別れ話し?



あたしより浮気相手がイイんだ…。



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