年上彼女と年下俺様
それから事務所に行ってたっぷり5人の上司にシバかれた。



床に正座して平謝り…。



「ナメてんのかおめぇ。」

「いえ…。」

「クビ切ってやろうか。」

「申し訳ありませんでした…。でも間に合ったし…。」

「あ?生抜けて穴空けるような奴に用はねぇんだよ。」

「これっきりにします…。」

「顔とボディ、どっちがイイ?」

「どっちもイヤです…。」

「だったらふざけた事してんじゃねぇぞガキが!!」



親父が一番怖かった…。



でも訳を話したら大分理解はしてくれたみたいだ…。



何の事務所だよここ…。



明け方までガッツリ説教された俺は事務所でサラッと寝てから里佳チャンの病院に行った。



「平気?」

「うん。もう帰ってイイって。またてっ君に迷惑かけちゃった…。」

「ごめんな?」

「あたしも…勘違いしてた…んだよ…ね?」

「うん。仲直りしたい…。」

「ごめんね?」



里佳チャンがしてくれたキスで要約和解出来た気がした。



< 700 / 944 >

この作品をシェア

pagetop