年上彼女と年下俺様
不安で寂しかった?



でももう不安にさせないから。



何があっても安心して俺のとこにいていいんだよ。



隣で眠る里佳チャンの顔を見て決意。



もう絶対不安にさせない。



「ごめんな?」

「…………。」



目が覚めた時にそばにいたかったけど俺はクラブで仕事。



昨日のいただけない行動を挽回しなくては…。



「シンゴ、今日も熱いっスね~!!」

「おぉ!!昼の帝王!!今日は俺のスペシャルナイツ~!!」

「残念ながら俺の時間~!!」

「ちぇっ…。」



絶対幸せにするから。



世界一の夫婦になるぞ!!



「えっ!?親父が!?」

「どうした?」

「ちょっと待って…。」



シンゴ?



DJのピンチの電話だった。



「響、親父が事故ったって…。どうしよう…。」

「は!?マジ!?行けよ!!」

「娘…。」

「俺が迎えに行くか!?」

「マジ…お願い!!」



これは俺達のピンチでもあったらしい…。



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