年上彼女と年下俺様
好きなもんは好き。



でもそれを言葉にしろと言われるとまた違うらしい…。



「もっと…。」

「素直でよろしい。」



里佳チャンが心を開くのはいつだろう…。



でも半分くらいこじ開けたか?



「ベッド行く?」

「うん…。」



あ、イイ感じ…。



そしてまたこの前の幸福感…。



完璧に好きだなこりゃ…。



「クリスマスイベントなの?」

「めんどくせぇ~…。」

「でも響の回してる姿はカッコイイよ?」



カッコイイ言うな…。



顔が熱い…。



「辞めっかなぁ~…。得に好きでもねぇし。」

「そうなの!?でもバーテンのてっ君は響は一流だって褒めてたよ?」

「そりゃあガキの頃からやってりゃあれくらい出来るっしょ…。」

「謎多き少年…。」



謎ねぇ~…。



まぁ謎は多い方が魅力的だろ。



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