年上彼女と年下俺様
【響】



マジでだりぃ…。



頭が割れる~…。



「ご飯作ったから食べたら?」

「食いたくねぇ…。」

「病院連れてこうか?」

「行った方がイイかも…。」



親父から仕事の電話が来て状況を伝えたら一人派遣された。



会うのはすげぇ久しぶり。



「響ってイイ車乗ってるんだね~…。」

「親父程じゃねぇよ…。」



車で病院まで乗せてってもらった。



俺の叔母さんに当たる乃彩。



こっちは優しい叔母さん。



「あたし事務所戻らなきゃなんないから愛芽が来るって言ってた。」

「愛芽なんか呼ぶなよ~…。」

「ムカつく甥っ子でも心配なんでしょ。」



愛芽も俺の叔母さん。愛芽って名前のくせに鞭みたいな女だ…。



注射して薬をもらった。



熱が下がらねぇ~…。



乃彩に送ってもらって家に帰ったら超高級車が1台…。



奴が来た…。



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