年上彼女と年下俺様
言われた通りメガネをかけた。



見える。



「ヤバイ~…。あたしメガネフェチかも…。」

「普通じゃね?」

「誰にも見せたくない!!その眼も…。」



あぁぁぁぁ~…。



その言葉はヤバイ…。



「じゃあ里佳チャンといるときだけは素でいる…。」

「あたし彼女みた~い!!」

「彼女でしょ…。」

「本物の?」



どういう意味だ?



好きかって事?



「本物の…。」

「好き?」

「うん…。」



俺がそう言ったら抱き着かれた…。



カワイイっス…。



「超恥ずかしいから1回しか言わないけどあたしも好きっぽい…。」



はい!?



好きっぽい?



「マジで!?」

「うん…。もうイイ!!ご飯作る!!」



あ、逃げられた…。



里佳チャンが好きだって…。



これってまさかの両想い!?



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