年上彼女と年下俺様
こんな快感があったなんて知らなかった…。



好きな歌を好きなだけ歌う。



暖かい拍手とファンの声援。



最高…。



「どうしよう…。俺今日寝れそうにない。」

「リズも。」

「リズ、今日俺の部屋な?」

「うん。」



こんなに遥を羨ましいと思った事がナイ…。



どうしたらイイかわからないこの状態…。



「お疲れ~。」

「どうでした!?」

「まぁなかなかイイんじゃねぇか?」

「よかった…。ってかこのテンションの行き場はどこスかね…。」

「俺は女だにょん。もっぱら嫁だけど~。」



まさかだから親父がツアー中に何回も母ちゃんが親父に会いに…。



キモい…。



「アイス食う?」

「食う!!」



マジ熱くて脈が早い。



俺、あのデカいステージで歌ったのか…。



アイスを2つ食ったのに熱さは治まらない。



でも明日もあるからホテルに戻った。



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