年上彼女と年下俺様
ツアーも半分終了した頃、体力的にかなり限界…。



「ダメだ…。寝てぇ…。」

「俺と添い寝する?俺も寝たい…。」

「寝れる薬をくれ!!」



かなりダルイ…。



移動中の飛行機の中だけは寝れるのに…。



「30分しか寝てねぇ…。」

「ほら、ミン剤。」

「何コレ?」

「市販のやつ。飲んだら爆睡よ。」



ユキ君がくれた薬を飲んでホテルに行った。



何か眠い…。



「リハまで寝る…。」



パタッと眠れた…。



起きたのは大分時間が経ってから。



「ビタミン剤でよく寝れたな…。お前も陸斗もバカみたいに単純だ。」

「眠剤って…。」

「ビタミン剤の略な~。」



騙されたけど寝れたからよかった。



なんかまた頑張れそうだ。



そのまま最終日まで走りつづける事が出来た。



1ヶ月ぶりの地元…。



「今から行くから頑張ってね!!」

「おぅ!!打ち上げ来てね?」

「うん!!」



里佳チャンも来るし!!



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