年上彼女と年下俺様
打ち上げには関係者と親父達、Waveが参加してくれた。



もちろん親父達のクラブ貸し切りで。



そして1ヶ月ぶりの…。



「ちょっと…。」

「ダメダメ。逃がさない。」

「トイレだよここ…。」

「だって親父なんかの前でチュウ出来ねぇじゃん。」

「お家に帰ってからにしよう?」



その目反則…。



俺は今にも襲っちゃいそうなのに…。



「今日は寝かせねぇよ?」

「うん。」



店内に戻ったらメンバー以外酒飲んでる…。



俺も飲みてぇ…。



でも公の場で酒はマズイ…。



「おぉ!!久しぶり里佳チャン!!」

「ご無沙汰してます!!毎度毎度お騒がせしてしまって申し訳ないです…。」

「話題性に富んでて結構!!これからも面倒見てやってな?」

「はい!!」



里佳チャンって親父の他に会った事あんだっけ!?



あ、俺が死にかけてた時か。



「響~、スタッフの為に1曲回してやってよ。」

「何で俺なんスか…。」

「リーダーだから。」

「遥と陸斗のがうまいし…。」

「上司命令だよ~。」



クソ親父…。



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