年上彼女と年下俺様
進む道
【里佳】



何でお父さんがいるの…。



リビングのソファに座ってるお父さんに響がコーヒーを出した。



今更何なんだろう…。



「君が響君だね?」

「はい。」

「噂はかねがね部下が持って来るよ…。」

「申し訳ないです…。」



何かやつれた感じがする…。



離婚のせい?



「何…しに来たの…。」

「単刀直入に言えば戻って来てほしい…。」



あたしにあの家に戻れ!?



今更過ぎる。



「何が目的!?あたしもう籍も抜いたの!!今更何なの!?」

「里佳…。すまなかった…。」

「そんな一言で片付く話しじゃない!!それだけなら帰って!!言っとくけどあたしは2度とあの家には戻らないから!!」



そう言って自分の部屋に入った。



何なの…。



何で来るの!!



こんなにほっといたくせに!!



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