年上彼女と年下俺様
しかも準備早っ!!



「早く~!!男のくせに遅い~!!」

「待て待て…。髪が…。」

「響は何でもカッコイイからイイの!!」

「よし、行くぞ。」



部屋を出たら里佳チャンから手を繋いで来た…。



若干恥ずかしい…。



「何欲しい?」

「あ、考えてない…。響がくれるならなんでもイイ!!」

「じゃあアクセサリー系?」

「夢みたいだ~…。」



なんで!?



ただのクリスマスプレゼントで…。



「響は何が欲しい?」

「里佳チャン。」

「却下。」

「だって俺の欲しいのは高い。」

「あたしをバカにしてるの?結構もらってるんだからね!!」



じゃあ遠慮なく。



欲しかったクロスのネックレス。



「コレ欲しい。」

「あ、あたしホストに貢ぐ気はないので…。」

「意味わかんね…。」

「こんなに高いのなんてバカじゃないの!?あんたまだ高校生でしょ!!」

「歳関係ねぇじゃん…。」

「ムリムリ…。これ、あたしの1ヶ月分の給料越してる…。」



買えねぇんじゃん…。



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