年上彼女と年下俺様
こんな気持ちの日は早く寝るに限る。



お風呂に入ってすぐに寝た。



お店が休みの明日。



買い物にでも行こう…。



そう思ってた。



目が覚めると隣には着替えもせずに寝てる響…。



仕事は?



まさか寝過ごしてる!?



「響!!もう8時過ぎてるよ!?」

「ん~…。今日は休みだよ…。」



聞き間違い!?



この年末に休み?



「寝ぼけないでよ!!」

「寝ぼけてねぇよ。今日は休み。」



緑の目が愛おしそうにあたしを見てる…。



微笑んだ響の手にグッと身体を引かれて響の上に倒れ込んだ。



「ウソじゃないの?」

「ん。今日だけは休み。明日から忙しいけどな?」



泣きそうなくらい嬉しい…。



ギュッと響に抱き着いた。



響も腕を回して抱きしめ返してくれる。



「響大好き!!」

「俺も里佳チャン大好き!!」



嬉しくて死んじゃう~!!



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