年上彼女と年下俺様
かける言葉が見つからない…。



『別れなよ』って安易に言ってイイのかな…。



「拓海は…。どうしたいの?」

「ぶっちゃけまだ里佳の事忘れらんねぇんだよな。響と付き合ってる事もわかってんのに…。気付くのおせぇっての…。」

「じゃあやっぱり相手の子は好きになれない?よね…。」

「ムリだろうな。ただ都合のイイ男になるつもりもないけど…。」



子供…。



だよね…。



「元カレに話しするべきだと思う…。」

「妊娠知って逃げたらしいんだわ。」

「うっそ…。」

「そこで俺が酔った勢いで口説いちゃって…。みたいな?」



低俗だよやっぱり…。



ってかバカ!!



「相手の親も交えて話しするべきだよ。」

「マジムリだ~…。最悪…。里佳と別れてから全くイイ事ねぇの!!」

「あたしも相当ひどかったもん!!響のファンにボコボコにされたし!!」

「マジで!?」



もう足も痛くないけどね。



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