年上彼女と年下俺様
明日の事を考えると…。



「風呂で飲もう。」

「お風呂!?」

「ん。」



二人でシャンパングラスを持って風呂に入った。



風呂で飲むとか初めてだ…。



「おいし~い!!」

「ん~…。味がよくわからん…。」

「おこちゃま。」

「ホスト行きまくりの里佳チャンだから味わかんだろ…。」

「あっ…。」



別に妬かねぇよもう。



度々行ってるみたいだし?



里佳チャンがホストにハマるわけねぇし。



「何か酔いが回るんスけど…。」

「あたしも…。」

「出ますか…。」



一緒に風呂から出て頭を乾かしてやった。



こんなのどれくらいぶりだろう…。



「次はあたしがやる!!」

「お願い。」



何か暖けぇ…。



この時間がすげぇ癒し…。



でももっと癒されたい。



「ベッド行こうー。」

「うん。」



今日は幸せな時間がもっと欲しい。



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